もう初夏になり、衣替え…と思ったのですが。
物価の高騰やら子供の学校やらにとにかくお金がかかります。
ここ数年はろくに服を買っていない。
去年まで着ていた服は、毛玉だらけ。
Tシャツはちょっと丈が短く感じるのです。
…私が太っただけ⁉
とにかく、着る服がないのです。
でも、Tシャツやノースリーブはあるので、チュニックやベストを作ればいける？？
と、思いました。
ちょうど、去年作りかけたベストの残骸が…。
それをほどいて新しいベストを作ることにしました。
使用するのはこちらの糸です。
これは、ダイソーで販売されている「リサイクルコットン」。
色合いが優しくて好きなんですよね♪
未使用の糸が2玉、ほどいたものがおそらく3玉。
この糸たちを使って涼しげなベストを編んでいこうと思います。
やはり涼しげと言えば、透け感のある編み方ですよね。
編み図のパターンの本を見ながら、私のイメージするものに近いものを探していきます。
だいたいの編み方やパターンが決まったら、さっそく編んでいきます！
ほどいて丸くした毛糸で♪
今回は裾から編もうと思います。
Tシャツやタンクトップの上からゆったり着れるサイズにしたいので、だいたい100㎝くらい。
前身頃だけで140目。
後ろ身頃を合わせると280目鎖編みをします。
そしてループ状に編んでいきます。
1段目は細編み、2段目は長編み。
3段目以降は模様編みです。
私は、上記のような袖部分を目安に色を変えました。
というのも、ピンクの糸だけでは糸の量が足りなかったからです。
もともと白い糸も買ってあったので2色使うことにしました。
この糸を買った時はどんなデザインを考えていたのでしょうね？
袖部分からは前身頃、後身頃を分けて編んでいたので、肩の部分は鎖とじにしました。
首周りも色を変えて、細編みを1段してから長編み。
袖は模様編みで糸の色を変えて編んでいきます。
見頃も幅を広めに作ったので、着た後に袖が肘くらいの長さになるように調整。
長さを図ると、袖部分は15㎝。
なんとか編み終えましたが、これから私のあまり好きではない作業。
それは糸処理です。
でも、これをしないと作品が完成とはなりませんよね。
頑張って糸処理すること42か所。
輪にして編んだ見頃の下半分と袖は、この模様にすると斜めになってしまうのですね。
表と裏で交互に編んでいく場合と、ループ状に編んでいく場合では模様の出方が違うのは新発見でした！
最後の仕上げに、アイロンを軽く当て、タンクトップに合わせてみました。
糸はコットン、涼しげな風通しの良さそうな柄にしたので夏に着やすいですよね。
次の休日はこのベストを着てお出かけをしようと思います♪
私は隙間時間で編んでいたのですが、作るのに1か月かかりました。
もともと編みかけのものをほどいて使ったので何玉使ったのか正確な数はわかりません。
ですが、ざっくりつなぎ目の位置から想定すると、12玉くらい使ったと思います。
袖なしのベストなら40ｇ×10玉くらいあれば作れるのではないでしょうか。
糸の太さやグラム数はメーカーによっても違うので、少し多めに糸を買うとハラハラせずに済みますよ。
