HMSS’s blog

ハンドメイド作品やアイディアを紹介します。

100均の材料で作る手作りはた織り機①

編み物が好き…と今までは思っていたんですが、ここしばらく興味があって考えているのは『はた織り』。

かぎ針でブランケットを編んでもいいけれど、かぎ針で太い糸で編むと編み上りが厚くなってしまう。

使う糸の量がすごく多くなってしまう。

そして、重たくなってしまう。

 

そこで、ずっと考えていたのは「はた織り」。

小さい子どものおもちゃの機織り機(コースターくらいの大きさのものが作れるプラスチック製のもの)は持っていて使っていました。

大人なのにおもちゃ売り場で買ったんですよね(笑)。

しばらくハマってコースターを作っていました。

 

 

さて、今回はそんな機織りを、手作りの機織りの道具を使って作っていきます。

 

わが家のキッチンはリビングと対面式になっていて、その境目にある120㎝くらいの高さの壁(?)の上にちょっとした物置スペースがあります。

我が家には小さい子がいるので、そこの子どもの手の届かない所にマグカップを置きます。

そのスペースに敷物を作ろうと思い立ちました。

 

早速100円ショップに行き、適当な材料を探してきました。

今回選んだのは23㎝×15㎝のトレイ。厚みは2.5㎝。


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このトレイに段ボールを切ったものを張り付けます。

今回はたまたま段ボールがなかったので子供が工作に使った余りの紙製の板を使いました。

段ボールに1㎝間隔でハサミを入れていきます。

 

私が作ろうとしているのは50㎝×17㎝の敷物です。

材料はTシャツヤーンです。

縦糸は70㎝の糸を18本切り出し、一本一本窪みに差し込んで糸を張ります。


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横糸を通すのに使うのはちょっと長めのゴム通し。

横糸を引っ張りすぎるみたいで少し凸凹になってしまったような気がしますけど…。

ま、そこは家用に作っているものなので多少は大丈夫ですが。

売り物にするにはもうちょっと練習が必要ですね。


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50㎝という長さにしたいので、端まで織ったら糸が絡まないようにいったん外してまた段ボールの凹みに差し込んでいきます。


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段ボールの窪みに刺した前後は気持ちきつめに織ります。

それは、器具から外したときに穴があいたところをならす為です。

 

50㎝になるまでこれを繰り返します。


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50㎝になったら枠からすべて外します。


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最後に端糸の処理をします。

とじ針で一本一本処理していきます。

交互に表、裏と処理していくんですが、面倒なので一本置きに処理しました。

くぐらせる長さはだいたい横糸5本分くらいです。


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 くぐらせた糸の内側に手芸用ボンドを付けて余り糸を切れば完成です!

 

私の感想としては、初めて作ったマットなのでこんなもんかな、と思います。

でも、もう少し目が緩いほうがおしゃれな感じに仕上がったかなと感じました。

もともと私は編み物でもきつめに編んでしまうところがあるので、もうちょっと研究が必要ですね!

 

 

もちろん、自分で道具を作るのなんて面倒だという場合はコンパクトなはたおり機が販売されています♪

お好きなTシャツヤーンやさまざまな毛糸を使ってタペストリーも作れますよ。

敷き物から飾りまで、幅広いアレンジではたおりを楽しみましょう!