今日は、最近私が「これだ!」と出会ったものと、私のハンドメイドに対する思いを書きたいと思います。
最初に、私のハンドメイドに対する思いを書きます。
私が物を作る楽しさを知ったのは小学校5年生(?)くらいだったと思います。
小学校の編み物クラブでマフラーを作った時。
編むことが楽しくて、編み終えた時には自分が形のあるものを作れたことにすごく感動したのを覚えています。
それから、たまに編み物をしたりはしていたけれど、学生時代はやりたいこともあるし、1番はお金がないから材料を買うことができない!
近所のおばちゃんからいらない毛糸をもらい、編んではほどく、ということを繰り返していたのを覚えています。
社会人になり、その時々好きな人にセーターを編んだりマフラーを編んでみたり。
でも、やりたいこと、やらなきゃいけないことが多かったり、他の趣味に忙しくてそこまでハンドメイドに時間をかけることはありませんでした。
29歳で結婚。
妊娠して仕事を辞め、家にいる時間が増えた頃からハンドメイドを始めました。
5歳上の姉が手芸が好きで布製品をフリーマーケットや美容室に置いてもらったりして販売していました。
その影響もあったのか、作ったものを売りたいという欲求が芽生えました。
その頃は時間もあったし、編み物が好きなのでレース編みに挑戦し始めました。
レース編みを筆頭に巾着を編んだりマフラー、スヌード、小物入れ、シュシュ、コースターなど様々な物に挑戦しました。
売れるものとはどんなものだろう?という迷いの中で作ったものです。
子供が産まれ…
2人目が産まれてから、地域のイベントで年1回ですがフリーマーケットにも出店するようになりました。
売ることを目標にハンドメイドを続けて10年。
子供も男の子が3人になりました。
忙しい中でもやっぱりハンドメイドは続けていました。
いろんな物を作りました。
編み物だけではなくいろんなものを。
・レース編み
・UVレジン
・刺繍
・布ぞうり
・折り紙
・ズパゲッティのバッグ等
・ペットボトルカバー
・機織り
・パッチワーク
・タディングレース
・粘土
・牛乳パックで作るイス
もっとあったと思いますが、今思い出せるものだけでもこれだけやっています。
編み物がメインでしたが、他にも地域のコミセン等で年配の方々に混ざってポーセラーツという、陶器に自分でデザインを考えながら専用の転写紙を張る教室にも何回か通いました。
そして、小学校の親子活動で陶芸を体験しました。
いずれも楽しいですが、すごくハマる&仕事にしたい、というところまではいきませんでした。
でも、自分が作った物を売りたい!という欲求だけはそのままで。
3男が保育園に入園したのをきっかけに自分のハンドメイドのお店をやりたいと思うようになりました。
何か月も悩んだ結果、店名をHMSS(『ハンドメイドショップそち』の略)と決めました。
あとは売る物です。
始めは毛糸で作ったものを売りたいと思いました。
なぜなら、編み物が好きでずっとやってきたことだし、今まで買いためた毛糸たちを何かの形にして世に出したかったから。
それでもなかなか踏み切れなくて、モヤモヤする。
何かが違うと思ってしまう。
ずっと私の心の中で引っ掛かっていたことがあります。
毛糸でいろいろなものを作っている中でいつも思ってしまうのはすごくコスパが悪いということ。
作るのは好きだけれど、一つ作るのに時間がかかりすぎる。
そして、趣味として作るのであれば続けられるけど、毎日8時間も編み物をしていたらすごく疲れてしまう。
肩こりはひどいし腕や指先もしびれてくる。
値段も高くしたらもちろん売れないのは目に見えている。
UVレジンでキーホルダーやピアスを作ってみたり、いろいろしてみたけれど材料費、作成時間、労働力、販売価格が見合う全て私の納得するものがない!!
いろんな事をする中で、やっと私自身が納得できるものが見つかりました。
友人と食事をしていると私の仕事の話になったのです。
外に出て働かないのかと…。
彼女は子育てをしながらもう何年も働いています。
もちろん、子供も3人いて経済的にも苦しいので、当然働いた方がいいのは分かっています。
私が子供の頃、両親は共働きでいつも1人で家にいて寂しかった。
実家は田舎なので近所に同年代の子供なんていませんでした。
自分の子供にはそんな思いさせたくない。
たまに小学校から電話がかかってきて迎えに行くこともあります。
そんな時すぐに駆けつけてあげたい。
子供だけではなくて、ダンナ様も、一緒に住んでいるダンナ様の両親もストレスなく穏やかに過ごしてもらいたい。
3男を妊娠する前、半年ほどパートで仕事をしたけれど、家事、育児、パートを全てきちんとこなさなければいけないと気負いすぎて精神的に病んでしまった。
誰にも相談できず病院にも行ってはいないけど、確実に病んでいた。
いくつものことを掛け持ちするのは私のキャパシティを越えてしまっている。
そこで彼女が「何か内職みたいな仕事があるといいのにね」とボソッと言ったのだ。
それから、私の頭の片隅には『内職』という言葉がついて回った。
確かに、内職的な単純作業は私に向いていると自分で思う。
職安に行っても競争率が高くて求人がない。
やっぱり自分で何か始めなきゃ!と強く思いました。
ハンドメイドについていろんなことを検索して調べていくうちに、私が言葉は知っていたけどやったことのないものに惹かれたのです。
それが『ペーパークイリング』です。
いろいろな紙を細く切ってくるくる巻くだけでとってもきれいな、そして華やかな花や物が表現できるのです。
私には絵心がありません。
芸術的センスがありません。
でも、綺麗なものが大好きだし作りたい!
絵心なくてもペーパークイリングは私の欲求を満たしてくれる。
初めて作ってみたものはこんな感じです。
見よう見まねで作ったものですが、子どもたちには「お母さんすごーい!売れるよ」って言ってもらえました。
が、私的には始めって作ったものだし、まだまだ練習を積まなければ!と思います。
ジグソーパズルも好きでたまにやりますが、まさに私の頭の中のカテゴリーにはパズル的な分類になってます!
細かなパーツを組み立てる、これぞ内職的なわたしの仕事になるものだ!と思いました。
ペーパークイリングで作りたいものはたくさんあります。
可能性をどんどん広げていけるものだと感じました。
売るのもそうですが、もう少し経験を積んでいけば私が講師になってペーパークイリングの体験会を開く事も可能だと思っています。
ペーパークイリングを始めてから私の中のワクワク感が止まりません(笑)
今までは漠然としていた考えが、ペーパークイリングによって私の頭の中で形になってきました。そして、私の頭の中にあるものをこれから一つ一つ形にしてこのブログでも紹介していきますので、見てください。
ペーパークイリングを始める時に、文房具屋で最低限の道具を買いました。
ですが、やはりちゃんとやるにはセットが良いと思い、ネットでペーパークイリングのキットを購入。
やはりキットがあると困らないので、いろいろな物に挑戦できますよ!