HMSS’s blog

ハンドメイド作品やアイディアを紹介します。

正方形の手作りはた織り機でブランケットを作ってみた

100均で買ってきた板に、これまた100均で買ってきた釘を打ち込んで作った自作機織り機。

穴は始めに長さを測り印をして、ピンバイスを使って位置決めをしました。

 

そして、これまた100均で買ってきたフリースっぽい素材のふわふわの毛糸を使います。

 

最近、機織りもやってみたくてうずうずしている私です。

でも、機織り機って高いんですよ…。

いろいろネットでも検索しましたが、私の行き着いた自作機織り機はこれです。

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写真だと長方形に見えてしまいますが、長さは30㎝×30㎝です。

私がこれで何を作ろうと思ったかというと、「ブランケット」です。

この30㎝×30㎝のものを12枚つくりました。

 

結構根気のいる作業です。

うちのチビが保育園に行っている間の時間、家事やじじばばとの昼食、お茶の時間を抜かして1日4時間くらいでしょうか。

あとは時間を見つけて作っていましたが12枚作るのに丸2日かかりました。

 

釘に引っかけていた糸の処理ですが、そのまま外すと糸がこんがらがってしまいます。下手をしたら、せっかく織ったものがほどけてしまいます。

私がとった方法は、まったく違う種類の糸を釘に掛かっているループ状の糸に通していき、釘から外すことです。

12枚、きちんと糸を通していけば繋ぎ会わせる時に目を見失うこともありません。

 

これを作っている時はブログで紹介するなんて思ってもいなかったのであまり写真がありません。

もっと写真を撮れば良かったとちょっと後悔しております。

 

そして、12枚出来上がったらその12枚を繋げていきます。

これまた大変な作業です。

編み物で言ったら「すくい閉じ」になるのでしょう。

つないだ部分に鎖編みの模様を出したかったのでゆるいすくい閉じをします。

ゆるく閉じた場所をさらに編み込んで鎖をつくります。

 

全部繋ぎ終わったら、今度はブランケットの外周を綺麗にするために2周、細編みを編んでいきます。

これで編む行程は全て終わりました!

が、これではまだ終了ではありません。

 

最後に糸の端を始末します。

残念なことに、私は編みたい気持ちが強すぎて糸始末を全くしていませんでした。

単純に考えて12枚の両端の糸24本と、つなぐのに使った糸、そして外周を編むのにも2玉使ったことも考えると、最低でも52回は糸処理をしなければいけません!


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わたしの苦手な糸処理。

面倒なことを後回しにせずに1回1回その都度糸処理をしておけば良かったと後悔しております。

裏を見た時の糸の量の多さに自分でもがっかり感でいっぱいです。

 

ほぼほぼ作り終わってから気づくなんて私らしい。

 

その糸処理ですが、後処理用の針を使って編んだ生地に互い違いに5㎝くらい(今回は糸が太いので)糸をくぐらせ、糸の端が裏側になるように調整しながら糸の端に手芸用ボンドを付ける。という作業を繰り返します。

 

ここでも私の失敗談。

心配性な私は最後のボンドをどうしてもつけすぎてしまうのです。

一見、普通にできたように見えますが、ちょっとゴワゴワする部分があったりします。せっかくフワフワな毛糸でブランケットを編んでいるのに…見た目ではわかりませんが、少し残念な感じに仕上がってしまいました。


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そして、緩く編んでつなぎ合わせた部分、ちょっと引きつってしまってますね。

売ってみようかと思ってもいましたが、納得いかなかったので今回は自宅用ということになりました。

 

編み物をしてみようと思った方、糸処理の際のボンドの付けすぎに注意しましょう。

 

冬用のブランケットづくりに、お子さん用のマフラーにも最適です!

フワフワの毛糸で肌触りもあったか♪

太い糸なのでどんどん作品ができていくのが楽しいですよ。