以前、私の住んでいる地域のコミュニティーセンターから寄付をしていただいたもの。昔は需要があったのであろう…使い道のなくなってしまった古い浴衣。
これを使って布草履を作りました。
これも数年前に作っていたもののやりかけです。
主人の入院やら家庭の事情でフリマに出店できず、翌年からはコロナの影響でフリマが無くなり作る意欲のなくなってしまったものです。
今回は地域のコミセンさんが少しずつ売ってくださるそうで、いただいたものをリメイクして出品したいと思います。
まず、浴衣の縫ってあるところを全部ほどきます。
これ、末っ子を保育園に送って帰ってくるまでの時間1日かかる作業です。
2日目、ほどいたものをアイロンがけ&6~8㎝幅くらいに切り分けていく作業です。
ネットで調べていくと、切りっぱなしにして草履を編む方の方が圧倒的に多いです。
ですが、私は糸屑が出てくるのが嫌いです。
細く切った生地の両端を内側に折り込み、端を縫っていきます。
草履を片側編むのに4mくらい必要です。
そして、芯に入れるのは、ビニール紐を使う方が多いようですが、編み上がりの長さにとても気をつかうのでこれも布を使います。
自宅にあった違う布で96㎝の紐を作ります。
4つ折りにして24㎝(平均的な女性の足のサイズ)くらいになるように縫います。
そして編み始めのみ、布草履を作るキットの作り方を参考にさせていただきました。
そして、底部分のみ編み上がった草履が下の画像です。表と裏を並べてみました。
これの端糸の処理をしていきます。
以前キットを買って布草履を作った時はピンセットみたいな道具がついてきて、それを使って端糸の処理をしたのですがちょっと使いづらかったです。
その頃に手芸屋さんで見つけた先の長いヤットコ。
これ、なかなか良いです!
次は鼻緒部分を作ります。これはTシャツヤーンを使用しました。
Tシャツヤーンを100㎝にカットして、それを6本用意します。
それを2本取りにして三つ編みにしていきます。
前坪部分はTシャツヤーンを50㎝に切ったものを2本使います。
これをまた裏に見えないように糸処理をします。他の作家さんは結び目も裏側に見せるようにしている方が多いですが、私の性格上表面を平らにしたいのです。
端紐を全部編んだ底部分に隠していきます。
そして、手芸用ボンドを奥の方に付け、なるべく紐が出ないようにギリギリのところでハサミで切ります。
完成しました。
これはコミセンさんに、納品してこようと思います。売れますように☆ミ
浴衣1着分で四足分くらいできるでしょうか。
寄付していただいた浴衣の生地がなくなったらタオル地の草履も作ってみたいと思います。